UGGブーツ

毛皮なのか?レザーなのか?フェイクムートンの場合には?と
一体どうお手入れしたらいいの?と迷われることが多いムートン。

今年もUGGやミネトンカなどのムートンブーツが空前の人気ですね。
フリンジ付き、折り返しデザイン、パステルカラーなどバリエーションも例年に無く豊富。
ムートンブーツ」と言っても、表面の素材や仕上げにはいくつかのタイプがあります。

今年多いのは、短く起毛しているものの、スエードとは呼べないような滑らかな仕上げのものです。
UGG(アグ)やEMU(エミュ)のブーツもこの類になります。

詳しく調べてみたところ、本来短く起毛させた素材に、エナメルと同じ様に樹脂を拭きつけ
毛羽立ちを抑えてあるようなのです。

この場合には、生ゴムのブラシなどでブラッシングをすることで
その樹脂が痛んでしまい、質感が変わってしまうということも考えられます。

ですから、「日ごろのブラッシングで汚れを落とす」というスエード素材のケアの常識が
ムートンブーツには通用しないと考えたほうが良いでしょう。

つまり、汚れないように先回りしてお手入れしておくことが、ムートンブーツの場合
特にそれが重要だということになります。

実際に、お持ちのムートンが表面を樹脂加工したものなのか
そうでないのか、なかなか見分けがつきにくいと思いますので
どちらの場合でも安心してケアしていただける方法をご提案します。
高価なアイテムですし、何年も着用されるご予定で購入されても
意外に、ワンシーズンでシミを作ってしまわれる方が多いのが残念なところです。

雨ジミや油汚れなどの顕著なものも
全体的な薄汚れもなかなかケアグッズでキレイになりづらく
あまりクリーニング力の強いケアグッズだと、微妙な色合いの染めが落ちてしまうことも。

クリーニングに出すとなると、実際には費用が10000円近くなってしまいそうです。

何とか自分で汚れないようにケアできないものか・・?

毎年冬になると、情報をもとめてレザーカフェにいらして下さる方が多いのです。
ですからここに最適お手入れ情報を整理してお届けすることにします。

裏側(内側)は羊毛仕上げになっているわけですが
外側は羊革(シープスキン)や豚革(ピッグスキン)をスエード起毛させたものを貼りあわせて
ある場合が多いでしょう。
もうすこし気軽に入手できる合成スエードや化繊もののムートン(フェイクムートン)だって軽くて人気。

お手入れはのベースはどれも同じですので、以下ご参考になさってみてください。


  • 最終更新:2011-11-02 23:10:25

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